OSK日本歌劇団公演 「四季の宴 ~風雅流麗~」「JAZZY 〜DANCE AND THE BEAT〜」

OSK日本歌劇団公演 「四季の宴 ~風雅流麗~」 OSK日本歌劇団公演 「四季の宴 ~風雅流麗~」

OSK日本歌劇団公演 「四季の宴 ~風雅流麗~」

OSK日本歌劇団公演 「四季の宴 ~風雅流麗~」 OSK日本歌劇団公演 「四季の宴 ~風雅流麗~」 OSK日本歌劇団公演「JAZZY ~DANCE AND THE BEAT~」 OSK日本歌劇団公演「JAZZY ~DANCE AND THE BEAT~」

開催日 10⽉25⽇(水)~10⽉29⽇(日)
開催時間 「四季の宴 ~風雅流麗~」
・10⽉25⽇13:00開演→14:10終演
・10⽉25⽇15:30開演→16:40終演
・10⽉26⽇19:00開演→20:10終演
・10⽉27⽇13:00開演→14:10終演
・10⽉28⽇12:00開演→13:10終演
・10⽉28⽇14:30開演→15:40終演
・10⽉28⽇17:00開演→18:10終演
・10⽉29⽇16:00開演→17:10終演

「JAZZY 〜DANCE AND THE BEAT〜」
・10⽉25⽇19:00開演→20:10終演
・10⽉26⽇13:00開演→14:10終演
・10⽉26⽇15:30開演→16:40終演
・10⽉27⽇15:30開演→16:40終演
・10⽉27⽇18:00開演→19:10終演
・10⽉29⽇11:00開演→12:10終演
・10⽉29⽇13:30開演→14:40終演
会場 YES THEATER
レポート

大阪伝統の歌劇文化を継承し、今年で95周年を迎える劇団・OSK日本歌劇団。大阪を拠点に活動している同劇団が、YES THEATERで「四季の宴~風雅流麗~」、「JAZZY ~DANCE AND THE BEAT~」を上演しました。

日本の四季を日舞で魅せる「四季の宴~風雅流麗~」は日本の美しさや華やかさ、そして四季を日本舞踊で表現した作品で、演出・振付を尾上菊紫郎さんが勤められ、OSK日本歌劇団トップスターの高世麻央さんをはじめ、虹架路万さん、香月蓮さん、遥花ここさん、和紗くるみさん、朔矢しゅうさん、唯城ありすさんが出演。長唄、清元、義太夫など日本舞踊の古典作品を春夏秋冬で構成し、メドレー形式で移りゆく日本の四季を描いています。
高世さんの凛とした舞い「四季の宴」で幕を開け、春、夏、秋、冬とメドレー形式で進行。男役は勇ましく、娘役は麗しく、流れるように次々と舞いを披露。歌舞伎や文楽を彷彿させる場面や、馴染みのある民謡や流行歌で舞う場面もあり、自然の美はもちろん、日本の芸能文化の多様さも堪能できる内容に。季節ごとに鳶や祭り、そして道行などクライマックスも訪れ、ひと時も舞台から目を離せません。

フィナーレは全員出演しての「四季の宴」を。プロローグとはまた異なる華やかさで魅せました。アンコールではOSK日本歌劇団のテーマソング「桜咲く国」を披露、客席からもOSK日本歌劇団のトレードマークであるさくら色の傘があちこちで開きました。

続いて、「JAZZY ~DANCE AND THE BEAT~」では「大人のリズムで魅了するジャズの真髄」を、歌とダンスで体現した洋物レビューで、「君のようになりたい」「Take Five」「男と女」などジャズの名曲とともに贈る全20幕構成。出演者は、男役スターの桐生麻耶さん、真麻里都さん、白藤麗華さん、華月奏さん、城月れいさん、麗羅リコさん、栞さなさん、琴海沙羅さんです。

幕が開き、上演がスタート。小気味良いメロディに乗せ現れた演者たちは、男役は黒、娘役は赤のスーツ姿とシックな装い。気品漂うステージ上に、男役スターの桐生さんの姿が現れると、「わっ」と盛り上がり客席の温度が上がります。スラリとした長身でダイナミックかつスマートなダンスで場を引きつけ、パワフルな歌声の桐生さんに終始、お客さんは心を奪われっぱなしです。

ステージ上では、赤や青と煌めく照明の中でピンクや青のきらびやかなドレス、色気を封じ込めたかのような燕尾服姿のパフォーマーたちのた優美な踊りが展開。ステッキを用いて踊るエネルギッシュなものや、ムーディな曲調のものを織り交ぜ進行する中で、出演者たちの個性も光ります。男役・真麻里都さんが艶やかな視線を投げ掛けながら歌う場面に、お客さんは思わずうっとり。全編英語歌詞で臨むポップな曲で城月れいさんは、女性のキュートさを全開にして愛らしさを振りまいていました。

明るいサウンドの「In the Mood」は、お客さんも手拍子を打って一緒にステージを盛り上げます。「雨上がりにええことある」と少し“ナニワ調”な桐生さんの歌声に合わせて、出演者らが軽やかにステップを踏む元気いっぱいなパフォーマンスからは、明日への活力が得られそうです。

終盤に差し掛かり、エメラルドグリーンの衣装に身を包んだ出演者たちが舞台に現れるとパッとステージが華やぎます。「That’s Life」を桐生さんが歌いながら客席を練り歩きはじめ、他の演者らも客席へ。お客さんの目は間近にいる憧れの出演者に釘付け、会場内の熱気はさらに高まっていきました。

演者たちが順に登場し、客席に一礼をしフィナーレを迎えます。すべての演目を終え代表して桐生さんが「こういう風にみなさまに会えることをとても楽しみに、私たちお稽古を積んで来ました」と想いを伝え、くるっと振り向き「みんな一緒だよね?」と仲間たちと気持ちを再確認。作・演出・振付を担当した中野栄里子さんへのお礼を口にし、「何よりもみなさまが楽しんで観てくださって、逆に私たちが盛り上げていただいているような感じに」と観客席のファンに感謝を述べていました。

最後は、「私たちが昭和5年から歌い継いでいます『桜咲く国』で、お別れしたいと思います」(桐生さん)と、OSK日本歌劇団お馴染みの曲を。スパンコールが施されたピンクの傘を音に合わせて開閉したり、回したりと伝統芸を披露。客席からは演者たちの熱演を讃えるかのような、割れんばかりの手拍子が巻き起こります。終演後の客席では、ため息交じりに「桐生さんが素敵すぎた」と漏らす方、「内容が盛りだくさんで楽しかった」と満足げに会場を後にされる方で溢れていました。

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