Kiwami極LIVE ~大阪文化芸術FESスペシャル~

Kiwami極LIVE ~大阪文化芸術FESスペシャル~ Kiwami極LIVE ~大阪文化芸術FESスペシャル~

Kiwami極LIVE ~大阪文化芸術FESスペシャル~

Kiwami極LIVE ~大阪文化芸術FESスペシャル~ (上段左から)尼神インター、蛙亭 (下段)セルライトスパ (上段左から)見取り図、マユリカ (下段)霜降り明星 (上段左から)クロスバー直撃、トット (下段)吉田たち Kiwami極LIVE ~大阪文化芸術FESスペシャル~

開催日 2017/10/21(土)
開催時間 ■21(土) 開場 20:15 開演 20:30
■26(木)、27(金) 開場 18:45 開演 19:00開演
■29(日) 開場 19:45 開演 20:00
会場 よしもと漫才劇場
レポート

笑いとアートで大阪文化を体感できる「Kiwami 極LIVE~大阪文化芸術FESスペシャル~」

10月21日(土)のよしもと漫才劇場では、クロスバー直撃、トット、見取り図、吉田たちら9組が出演する「Kiwami 極LIVE~大阪文化芸術FESスペシャル~」が行われました。

MCを務めるのは、トット。「今日はアートにいきましょう」と呼びかける桑原に、多田はイベントに弾みをつけようと、お客さんとのコール&レスポンスを提案します。「では、」とばかりに桑原は「われわれトットがですね……」とクオリティの高いボイスパーカッションをはじめ、「カー」と返すように言いますが、多田は猛反対。「もっと盛り上がるのを!」と多田から要求され、桑原の案出しで「文化」「アート」と今回のイベントに絡めたものに。「ぶん」「かー」、「アー」「ト」の掛け声が劇場内に響き、スタートです。

まずは出演者らによるネタから。トップバッターはゲストの尼神インターです。ステージに出てくるなり「生で見た誠子はいかがですか?」と聞き、客席から「かわいい」のことばをもらい満足そうな笑みを浮かべる誠子。そこからネタに入っていき、渚のヘアスタイルチェンジの相談からウブな誠子の疑問へと変化。誠子が純情ぶるたびに、お客さんは肩を揺らして笑います。

次は、蛙亭。接客業にトライしようと決めた岩倉が、中野からアドバイスをもらう形で進みます。低空飛行なテンションの中、急にパッと顔を輝かせ不意をつく岩倉に中野が驚きツッコむ、オフビートな笑いが劇場内に広がります。

セルライトスパは、風景画を描いている人と通り掛かった人によるネタを。会話のやり取りを交わしているうちに、思わぬ結末へと展開していきます。

見取り図は、「こどもの授業参観へ行くことに憧れている」盛山の気持ちに応えてリリーが息子に扮します。リリーによる、ちょっと常識外れなとんでも少年の行動にお客さんは大笑いです。

マユリカは、息子ができた時を想定して理想の過ごし方を語り合います。阪本が演じる、少し独特な感性を持つ父親像に対し、しっくりこない中谷が指摘を入れ会場を沸かせていました。

霜降り明星は、ボクシングが題材。ジムでのトレーニングから試合までボクシング関連用語を巧みに織り交ぜて、リズミカルな運びで魅せます。

女装して現れ、客席をざわつかせたクロスバー直撃は、「卒業式」のコントを。通っていた料理学校での思い出を振り返りながら、なぜ辞めるのかを明かしていきます。「そうなるのか!」といった華麗なる負の連鎖エピソードでオチがついていき、大爆笑が巻き起こりました。

トットは桑原が「映画好き」ということで、自ら制作したという予告編映像を再現。BGMとして多田にSuperfly「愛をこめて花束を」を歌わせ、血の繋がらない親子の絆を描くだろうもの、ゲートボール部が舞台の青春ムービーなどを披露。いずれもイマジネーションを刺激する桑原の語り口で、作品ごとに「めちゃくちゃええやん」「観たい!」と多田が大感激。その姿にお客さんは大ウケです。

最後は、吉田たち。こうへいが妄想する理想のデートプランがいちいちツッコミどころ満載なので、例を挙げる度、ゆうへいが細部に至って疑問点を指摘。的確かつわかりやすいツッコミに、お客さんも同意しながら笑い声を上げていました。

続いては、アートと笑いを融合したコーナー「漫劇イラスト王国!」で、MCをトット・多田が担当。ポイント制で優秀者には金一封がプレゼントされます。メンバーには絵が得意な、美術の教員免許を持つ見取り図・リリー、美術部員だった蛙亭・中野、元漫画家のマユリカ・中谷がおり、彼らへの期待度が高まります。

1問目は「吹き出しでお絵かき!」として、『完全にやってもーた!』のセリフに合う絵を描いていきます。「習字で半紙に文字が収まらない」(霜降り明星・粗品)、「スライディングするタイミングが早い」(吉田たち・こうへい)、「ベンツにチャーハンかけてもうた」(クロスバー直撃・渡邊)、用意されたペンをほぼ独り占めし描いた見取り図・盛山の「失敗したテトリス」など次々に作品ができ上がっていきます。注目のマユリカ・中谷は「バリカンで剃りすぎた男性」を仕上げ、その画力の高さに会場内から「おお〜」と感嘆の声が放たれました。

お題チェンジで次は、『マジかこいつ……』のセリフ。「ニトリのベッド売り場で爆睡」(マユリカ・阪本)、「肘にスプーンを挟んで食事」(セルライトスパ・大須賀)、「間違えて部長に送ったLINEの内容」(蛙亭・岩倉)などが描き上げられていきます。リリーが国民的なアニメのキャラクターをイジると、盛山も別な国民的アニメを基にした絵を描く、悪ノリの連鎖反応を見せる場面も。

2問目は「音に合わせてお絵かき」ということで、効果音を付けて絵を発表していきます。用意されている音は、「火曜サスペンス」「マリオが死ぬ音」「女性の悲鳴」「ドラムロール」といった12種。早々に手を挙げたのは、見取り図・リリー。セグウェイに「F1」の走行音を当ててスピード感を演出、ピッタリのシチュエーションと絵のうまさ両方にお客さんも拍手を送ります。同じ「F1」音では、吉田たち・ゆうへいがハンバーガーの絵をセットにして、店内で仕上げられる瞬間を表現し笑いを取ります。「どっから音がなっているの?」と多田がツッコまずにいられなかったのは、盛山による、おばあちゃんに「ヘリコプター」音。愛くるしい姿に似合わない音のギャップでグイッと場の空気を掴み、その後も「サンダーバード」&「ヘリコプター」音を使い大砲から発射される設定のおばあちゃんイラストで大いに盛り上げました。

3問目の「描き足してお絵かき!」は、これまでメンバーが描いたものにアレンジを加え新たな作品として完成させる、ちょっとアーティスティックな趣向。『メルカリって、こんなものまで売ってるの⁈』をコンセプトに、アイデアをひねります。ここでも盛山は、おばあちゃんイラストを活用し、「ポケットwifi」「チョロQ」へと変貌させ引っ張ります。アナザーバージョンでは「ポケットwifi」のおじいちゃんも登場。蛙亭・中野がリリー作のセグウェイをパーティメガネに変える工夫を見せる中、横線を1本引いた貯金箱が連発するなど、アートバトルは熱を帯びていきます。

すべてのお題を終えた結果、最もポイントを稼いだのは吉田たち・こうへいでした。

去り際に、トット・多田が「独断で1番よかった絵」をセレクト、モニターに映すと発言。リリーが描いた相方・盛山と母親の絵が選ばれ、「それ来るとは」といった笑い声が客席から起こります。そこへ盛山は自作を被せ、最後までおばあちゃんイラスト推ししていました。

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