大阪文化芸術フェス2017 キックオフ公演

能とオーケストラのコラボレーション 能とオーケストラのコラボレーション

能とオーケストラのコラボレーション

能とオーケストラのコラボレーション 中学生チェロ奏者 北村陽 ソプラノ歌手 石橋栄実 能とオーケストラのコラボレーション 能とオーケストラのコラボレーション

開催日 10月2日(月)
開催時間 開場 17:30 開演 18:30
会場 NHK大阪ホール
レポート

いよいよスタート! 大阪文化芸術フェス2017 キックオフ公演開催!!

今年度から大阪文化フェスティバル実行委員会が、10月の1カ月間を文化芸術フェス月間として「大阪文化芸術フェス2017」を開催します。10月2日(月)、NHK大阪ホールでは「大阪文化芸術フェス2017 キックオフ公演」が行なわれました。

まずはステージ上のスクリーンに大阪文化芸術フェス2017の紹介VTRが流され、関西・大阪21世紀協会理事長の堀井良殷氏が登場。「町が魅力的に、元気になるためには文化の力が必要」と話し、大阪には世界に向かって羽ばたいている芸術家がたくさんいる、そういう人たちにもっともっと光を当てていきたい、と力強く語りました。

続いて司会の杉浦圭子アナウンサーが登場。「今日は大阪のためにみんなでがんばりたいと思います」と挨拶し、大きな拍手を受けます。

第1部は「関西から世界へ羽ばたく Young Talents from kansai to the World」。これからの関西、日本を代表する音楽家が登場しました。まずは中学生チェロ奏者の北村 陽氏。9歳でオーケストラと初共演、数々のコンクールで優秀な成績を残し、2017年6月には「第10回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」で優勝するなど、輝かしい実績を持つ13歳です。演奏するのはカサド作曲『無伴奏チェロ組曲』より。

ステージ中央に一人チェロを抱えて座る姿は、どこから見ても13歳の普通の少年。しかし、ひと度演奏が始まるとその卓越した技術、美しい音色に驚かされます。そして演奏が終わると、またあどけなさの残る笑顔を見せ、会場から大きな拍手を浴びていました。

演奏終了後には杉浦アナウンサーのインタビューも。今回披露した曲は、チャイコフスキー国際コンクールのファイナルで演奏した曲とのことで、「とってもかっこいい曲で、凛々しいところもあれば、淡々として悲しいとこもあったり、いろんな感情を持っている曲なのでとっても大好きです」と笑顔。演奏中は何を考えているんですか?という質問には、「音楽に集中して、どう弾くかというよりも、自分の中から出てくる音楽を大切にして、楽しんで演奏しています」と語りました。それからも通学の様子や好きな科目などを話している姿は、とてもさっきの演奏を聞かせた音楽家と同一人物とは思えません。杉浦アナウンサーも思わず「かわいらしいですね」と笑顔を見せていました。

続いてはドイツを始め国内外で活躍しているソプラノ歌手、石橋栄実氏がステージへ。ヨハン・シュトラウス2世作曲『春の声』を歌います。艶があり、伸びやかで美しい声が、会場中に響き渡りました。杉浦アナも「すばらしい歌声!」と絶賛。演奏後のインタビューでは、音楽家、舞台人として大切にしていることなどを語りました。

第2部は「熱々!大阪アピール Let’s Celebrate Osaka Hot&Hot」です。まずは「大阪文化芸術フェス2017」の主催プログラム、共済プログラム、応援プログラムがスクリーンに映し出されました。お笑いや伝統芸能、劇、音楽、食に関するイベントなどなど、そのジャンルは多種多様。様々な文化が大阪から発信されることが紹介されました。

続いての実行委員の紹介のあとは、委員を代表して大阪府副知事の新井純氏があいさつ。大阪を丸ごと舞台にして、上方の伝統芸能、上方演芸、演劇、コンサート、アートなどのイベントを実施し、内外に広く発信していくプロジェクトであることを説明しました。そしてオール大阪で取り組んでいることをアピールし、かってない規模で展開することを宣言。最後に「国際的イベントになるよう、府民のみなさんと育てていきたい」と希望を語りました。そして四條畷高校吹奏楽部の皆さんによるファンファーレが鳴り響き、大阪文化芸術フェスの成功を会場中で祈念しました。

ラストの第3部は「水都を寿ぐ 交響楽 能 East meets West Symphony and Noh」。序踊として、コンテンポラリーダンサーの村上麻理絵氏がステージに登場。J.S.バッハ作曲 『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ』第2番より「アンダンテ」に合わせて、ダンスを披露します。音楽と一体になって軽やかに舞うその姿には、会場中が魅了されていました。 続いては、新作能『水の輪』。汚れた淀川を嘆いた水神様のために、水鳥たちが川をきれいにして…というお話です。声優の山口由里子氏が語りを担当。山本能楽堂が能を披露し、関西フィルハーモニー管弦楽団が水にまつわる曲を奏でます。世界中の子供たちが登場するシーンでは、大阪弁を交えたやりとりに会場から笑いが起こるひと幕も。ストーリーに引き込む語り、声と音でステージ上に物語の世界を作り出す能、映像に合わせて美しい曲を奏でるオーケストラ。異なるジャンルの演者たちがコラボしてできあがった舞台は、ほかでは見ることのできない素晴らしいものでした。

最後の曲が終わり「大阪から世界へ」の文字がスクリーンに映し出されると、会場からは大きな拍手が。そしてカーテンコールでは出演者全員が再び舞台へ。会場中が一体となり、キックオフイベントは終了しました。

「大阪文化芸術フェス2017」の開催期間中は、大阪府内の様々な会場でお笑いや音楽、伝統芸能などのプログラムを開催。大阪の文化を国内外に発信していきます。10月の1カ月間続くこの注目イベント、ぜひ足をお運びください!

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