大阪文化芸術フェス2017 歌舞伎特別公演

大阪文化芸術フェス2017 歌舞伎特別公演 大阪文化芸術フェス2017 歌舞伎特別公演

大阪文化芸術フェス2017 歌舞伎特別公演

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開催日 10月27日(金)2回公演・28日(土)1回公演
開催時間 10月27日(金)13:00/17:00・10月28日(土)11:00(開場時間は各公演回30分前)
会場 松下IMPホール
レポート

新しい歌舞伎の魅力を感じられるプログラムで魅せた「歌舞伎特別公演」

10月27日に松下IMPホールで初日を迎えた大阪文化芸術フェス2017「歌舞伎特別公演」。演目は『操り三番叟(あやつりさんばそう)』『舞妓の花宴(しらびょうしのはなのえん)』『釣女(つりおんな)』で、中村鴈治郎さん、片岡愛之助さん、中村壱太郎さん、中村種之助さんが出演し、趣向の異なる舞踊劇を披露しました。

糸操り人形が踊っているように見せる舞が見どころの『操り三番叟』。『三番叟』は幕あけの祝儀などおめでたい場面で舞う演目ということもあり、今年から始まった「大阪文化芸術フェス」の歌舞伎特別公演にふさわしい幕開けとなりました。翁役の愛之助さんと千歳役の壱太郎さんによる五穀豊穣を願う厳かな舞の後、「三番叟」と書かれた箱の中から登場したのは、糸繰り人形に扮した鴈治郎さん。実際に糸に繰られているような、柔らかで自由自在な動きに注目が集まりました。命を吹き込まれたように躍動感をみなぎらせる中、糸が絡まりくるくると回って倒れる場面ではすーっと力が抜ける糸繰り人形の鴈治郎さん。本物の人形のような動きに終始、目を奪われました。

壱太郎さんによる『舞妓の花宴』は、四季折々の風物に合わせた華やかな舞が美しい舞踊です。壱太郎さんは前半の男姿の白拍子では颯爽と、後半の娘姿に変化し、恋しい男性への恋心を綴る舞では娘の初々しさやあどけなさを表現。やがて太平の御代を寿ぐ舞では、大人の女性へと成長したような格調の高い舞で魅了しました。

狂言の『釣針』を素材とした『釣女』は、西宮の恵比須神社が舞台の関西にゆかりのある、ユーモアたっぷりの楽しい演目です。大名を種之助さんが、家来である太郎冠者を愛之助さんが演じ、二人は「お嫁さんが欲しい」と恵比須様に願掛け。そして夢の中で釣針を得て、それぞれがお嫁さんを釣りあげるというストーリーです。大名が釣り上げたのは壱太郎さん演じるお姫様。その場で祝言を挙げる場面で種之助さんと壱太郎さんが横に並ぶと、舞台はひときわ華やかになりました。一方の太郎冠者は醜女を釣りあげます。醜女を演じるのは鴈治郎さん。困惑する太郎冠者に対し、積極的に祝言を挙げようとする醜女のやり取りは何とも滑稽で、会場は笑い声に包まれました。

松下IMPホールという舞台と客席との距離の近さも醍醐味の一つだった本公演。表情や仕草といった細やかな変化や違いも楽しめたほか、唄や浄瑠璃、三味線などの生演奏の迫力も堪能できました。

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